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GOTOトラベル 35%割引分還付を分かりやすく解説

※以下の内容は2021年に行われたGOTOトラベル事業に関わるものです。2022年はキャンペーン内容が変更となります。

7月22日からGOTOトラベルキャンペーン事業の開始が決定!

でも販売開始は7月27日から?

クーポンは9月1日から?

などなど、わかりづらいことが沢山あります。そこでGOTOトラベルキャンペーンについてわかりやすく解説いたします!

目次

①GOTOトラベルキャンペーンの概要

GOTOトラベルキャンペーンの概要です
GOTOトラベル事業 概要

旅行代金の35%は割引。旅行代金の15%は現地で使えるクーポンを発行。

併せて実質最大50%の補助をしますよ、というのがこのGOTOトラベルキャンペーンの中身。

②割引分35%の還付について

GOTOキャンペーンを始めるに当たって、何かを始めるには「いつから?」という開始日を決めなければなりません、しかしこのGOTOトラベルの場合、

「GOTOトラベル始まる前に予約したら損じゃないか!」

と思う人はたくさんいます。GOTOキャンペーンが発売されてから予約を取り直そうかな?という人が非常に増えます。そうなると予約を管理しているホテルの負担も大きくなります。

また、7月27日以降の予約を対象としてしまうと、

「じゃあ4連休は行くの止めて、GOTO始まったらにしよう!」

と、4連休の予約をキャンセルされる方が増えますよね?

そうした理由により、既に7月22日以降の旅行を予約されている方は事後申請で35%の還付が受けられる、ということになりました。「7月21日以前の人はどうなるのだ!」と言っているとキリがありませんので、予約が実際に多くなる4連休の前日の22日以降としたのですね。

還付が受けられる予約は???

GOTOトラベル事業の開始時期

9月1日以降には「現地クーポン」が登場致しますから、8月31日迄の予約でしたら取り直さなくても、事後申請で還付が受けられるので損はしないということです。更に言うと、取り直さない方が良い可能性もあります。何故なら

GOTOトラベルのクーポンは刻む可能性があります

参考に以前、胆振東部地震で落ち込んだ北海道の観光需要を取り戻すために行われたキャンペーン「北海道ふっこう割」。こちらのキャンペーンは、予約は楽天トラベルやじゃらんなど(OTA:Online Travel Agent)からの予約に限られており、下記の通りの割引クーポンが発行され、それを取得してお客様は予約を取ればよい、という非常にわかりやすいものでした。

<参考>北海道ふっこう割支援金額(※北海道ふっこう割の情報です)

①大人2名以上、宿泊料金合計40,000円以上の場合の支援額は20,000円

②大人2名以上、宿泊料金合計24,000円以上の場合の支援額は12,000円

③大人2名以上、宿泊料金合計18,000円以上の場合の支援額は9,000円

④大人2名以上、宿泊料金合計12,000円以上の場合の支援額は6,000円

⑤大人1名以上、宿泊料金合計6,000円以上の場合の支援額は3,000円

35%の還付は1円単位であることが発表

というわけで、あせってキャンセル・取り直しをしないことをお勧め致します。

③GOTOトラベルの割引率 割引35%・クーポン15%の難しさ・・・

①単純に、割り切れない・・・

今回はホテル・旅館だけでなく、同じく観光客の激減で落ち込んだ、観光地にあるお土産店や飲食店等も助けようとのことで、「現地クーポン」が考えられたのだと思います。しかしその料率:15%が厄介。

1,000円にするには・・・6,666.666…円

2,000円にするには・・・13,333.333…円

と、中々綺麗な数字に出来ません。

②刻み方が難しい・・・

1,000円のクーポンとなると先述の6,666.666…円の15%ですから、では切り上げ7,000円が基準になるのでしょうか?しかし今度は割引額の問題。7,000円の35%は2,450円です。。。

結局20,000円単位でないと、15%・35%それぞれ100円単位で綺麗に割り切れることはありません。

と勝手に悩んでおりましたら、、、

③1,000円のクーポンに関しては「四捨五入」にすることが発表されました。

では10,000円の予約の場合、35%は3,500円ですが、15%は1,500円です。四捨五入すると現地クーポンは2,000円ということになります。これって割引額が5,500円(55%)になってしまっています。しかし、観光庁はこれは「致し方ない」と認めるそうです。つまり最大50%どころではなく、場合によっては60%以上オフという可能性もございます。(仮に3,334円の宿泊が存在した場合、割引1,166円・地域クーポン1,000円(500円の四捨五入)で約65%オフということになります!!!)

④1,000円単位で、紙でも発行することになった。

このお土産店等でも使える「現地クーポン」の何が一番難しいかって、

どうやって発行して、どうやってお店で使えるようにするのか?です。

デジタルだけで考えれば旅行代金の15%をデジタルで付与することも出来たでしょう。お店側ではデジタルの端末やスマホの画面操作等で、クーポンを切ることも出来たでしょう。しかし、アナログなお店も多数存在することも事実。

では「デジタル化されていないお店は救われないの?」それも可哀想。

または「GOTOキャンペーンの為に端末を今から設置するの?」とやっていては間に合いません。

結局、1,000円単位で、紙でもクーポンを発行することになりました。

では、クーポンはどこで受け取れるのか?

ご宿泊のみの場合はホテル・旅館で受け取ることが出来ます。ツアー等を旅行代理店で申し込まれた方は旅行代理店で受け取ることが出来ます。

地域共通クーポンの概要が発表されましたので↓で徹底解説しております。コチラではクーポンをお得に貰える裏技も紹介しています。

地域共通クーポンを徹底解説!

<7月27日続報>OTAサイトでも1円単位の割引が適用されます。

7月27日に、JTB・日本旅行・HISが先行して販売を開始いたしました。

その中でJTBのサイトを覗いてみました。

JTBサイト・GOTOトラベルクーポン画面
JTBサイト クーポン画面

何と、9月以降とまだ先ですが現地クーポンが四捨五入でギリギリ1,000円分頂ける3,335円(3,333.333…円)からの宿泊が対象となりました!!!

そして気になる割引額ですが・・・

JTBサイト 予約確認画面

きちんと1円単位で割引されています!!!(これの場合13,200円の35%の4,620円)

刻んでくるのでは?(観光庁資料では「割引額の階段幅」という表現)と推測しておりましたが、1円単位で割引を受けられるシステムを作り上げていました。さすがJTB!!楽天やじゃらんなどは7月27日には販売スタートしないと公表しておりましたが、この割引を35%1円単位で適用させるためのシステム構築に時間を要しているのでは?と推察いたします。

<7月31日追加情報>

OTAサイトに続き、ホテル公式サイトの予約でも1円単位で割引適用されることになりました。詳細・ご予約の取り方については、【GoToトラベル】ホテル公式サイトからのご予約&STAYNAVIでのクーポンの取り方を解説を参照してください。

GOTOは札幌夏割との併用が可能!

<※札幌夏割事業は8/31で終了となりました>

GOTOトラベルキャンペーン(国)側は「併用を認めるか、認めないかは各地方公共団体の判断」とのQ&A文書を公開いたしました。「どうみん割」は国や地方公共団体など、税金が投入されているような割引等との併用は不可と発表しておりましたが、国としては地方自治体に一任する、ということです。当初は併用は不可なんだろうな、と各地方自治体も当然のように思っていたと思います。

札幌夏割はGOTOトラベルとの併用が可能になりました!

サッポロ夏割資料抜粋  「GOTOトラベル事業」に二重線が引かれております。

併用が可能とは、一体どういうことか、一泊6,000円のホテルを例にご説明いたしますと、

(宿泊代)6,000円-(札幌夏割)5,000円=(現地払い)1,000円

この1,000円分を事後申請出来ますので、350円が戻ってくる予定です。

つまり実質650円で泊まれるというわけです。

GOTOトラベルキャンペーンも太っ腹ですが、札幌夏割も太っ腹です。

どっちを先に引いても良い!

上記の6,000円の例では札幌夏割5,000円引きした後、GoToトラベル35%OFFをご紹介致しましたが(逆にするとマイナスになってしまいます。マイナスは認められません)、札幌夏割などの地方自治体で行う割引と、GoToトラベルの35割引、実は順番はどちらでも良い、とGoToトラベル側が公表しております。

<以下、Go To トラベル事業 Q&A 集 より引用>

Q47 地方自治体などによる独自の割引制度や OTA 等が発行するクーポン割引をあわせて適用したいのですが、支援額の計算の基礎となる「旅行代金」はどう計算するのでしょうか。
A Go To トラベル事業による支援額の算出に当たっては、元値(「宿クーポン」を適用する場合は「宿クーポン」適用後の価格)をもとに計算することを基本とします。地方自治体などによる独自の割引制度等による割引後の価格をもとに国の支援額を算出する必要はありません。他方で、制度やシステム上の都合により、当該地方自治体等による独自の支援制度による割引後の価格をもとに本事業の支援額を決定することは排除しません。
<例>
20,000 円の旅行について,県が 10,000 円引きする場合,
① 20,000 円×1/2×70%=7,000 円 還付
② (20,000-10,000)×1/2×70%=3,500 円 還付
→ ①が基本、ただし、②でも問題ありません。

札幌では200円でホテルに泊まれるプランが販売され、報道もされ話題になりましたが、どういうことかと申しますと、

8,000円 - 2,800円(GoTo35%) - 5,000円(札幌夏割) = 200円

ということです。

それでは7,693円の場合、

7,693円 - 2,692円(GoTo35%) - 5,000円(札幌夏割) = 

というご宿泊プランも可能になる、ということです。

しかし、札幌夏割を販売出来る販売枠はホテルや旅行代理店に与えられておりますが、これを追記している8月中旬時点では、枠はもう残されている所は少ないでしょうから、夢の1円でホテルに泊まれる?ということは難しいと思われます。

しかし、今後札幌市以外の市町村で同様の割引キャンペーンが実施されれば、大変お特に泊まれるチャンスが訪れるかもしれません!!

このような機会も滅多にございませんので、この機会に是非、ホテルをお特にご利用ください!

<8/27追記 札幌夏割が「札幌冬割」として12月に再登場!?>

この非常にお得で嬉しいキャンペーンですが、札幌市長の「12月にも第二弾を行う」趣旨の発言が報道されました!もしもキャンペーン内容が札幌夏割と同様で、GOTOトラベルキャンペーンの予算が12月時点で残っていればという条件付きですが、夢の1円や200円で泊まれるプランが登場する可能性は高いです。

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