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(仮)サッポロ冬割&スマイルクーポンキャンペーン予想

さぁサッポロ夏割!&泊まってスマイルクーポン!の事業は大きなインパクトを残して終了いたしました。

お客様は1,000円~で泊まれて3,000円分のクーポンがもらえる。そしてホテルもしっかり6,000円以上の売上になる。クーポンはお店でのお買い物・飲食店などで使えるので提携の店舗にもお金が落ちましたから、経済効果抜群のキャンペーンでした。

更にGoToトラベル開始後は併用が可能になりましたので、8,000円のホテルが200円で泊まれ、更に3,000円のクーポンがもらえるプランが大々的に販売された時には、報道もされ話題にもなりました。

目次

①2月に実施?札幌冬割 その予算から概要が見える

8月の下旬に札幌市の秋元市長がコメントを残しておりますが、その際は12月にも行うのではないか、という報道がなされました。報道では「秋冬割」という言葉も使われておりました。しかし、その後軌道修正され、GoToトラベル終了後の2月1日から行われる旨の「予算案」が公開されております。

新型コロナウイルス感染症対策(第5弾)(令和2年第3回定例市議会提案分) 2020年9月16日付

前回の夏割は、

①宿泊代金の割引:5,000円×20万人=10億円

②クーポン券配布:3,000円×40万人=12億円

という予算配分でございましたが、今回の「(仮称)サッポロ冬割」では

①宿泊代金の割引:5,000円×40万人=20億円

②クーポン券配布:2,000円×40万人=8億円

と、宿泊代金の割引は販売数が倍増

クーポンは額を3,000円から2,000円に減額

という内容になっております。

札幌夏割では配布出来るクーポンは残っていたけれども、5,000円割引を行える予算が一瞬で終了してしまい、肝心の「夏割のプラン販売が出来ない」という期間がほとんどでした。割引が行えなかったので新たに沢山のお客様の獲得することが難しく、売上のUPにはあまり結び付きませんでした。今回は前回の教訓を生かして、宿泊代金の割引に大きく予算を充てたのですね。次回は各ホテルとも数日でプラン販売が終了してしまうことはなく、ある程度長い期間販売されるのではないかと期待できます。

クーポンの額は減額となりますけれども、3,000円というのは大盤振る舞いし過ぎだったかもしれませんので、2,000円というのはちょうど良いのではないかと思います。

また、このホテルはもう配布終了してしまったが、別のホテルには残っている・・・、というのは不公平ですから、出来るだけ沢山のお客様に公平にあたるようになってくれれば良いなと期待しております。

②GoToトラベルとの併用可否で魅力が全く異なる

さて、気になるのはGoToトラベルとの併用です。上記資料では「国のGoToキャンペーン実施後の観光需要の喚起」と、1月でGoToキャンペーンが終了する前提で書かれております。しかしGoToトラベル事業の予算の消化具合を見るに、1月までに使い切られる可能性は低いです。更に国交大臣も2月以降の延長を示唆する発言をしております。新型コロナの状況にもよるのでしょうが、延長される見込みが高いのではないかと思います。そうなるとGoToトラベルを併用し、1円単位~100円単位の超破格のプランが乱立する可能性はあります。

GoToトラベルとの併用が可能なのか不可なのかによって、キャンペーンの魅力自体が大きく変化します。

例として、6月に販売を開始した「どうみん割」ですが、当初は各ホテルの電話が鳴りやまない程に物凄い反響がございました。さて、このどうみん割はGoToトラベルとの併用を不可としていますが、その後GoToトラベルの販売が開始されますと、どうみん割をキャンセルしてGoToトラベルに変更するお客様が非常に増えました。1円単位で35%の割引してくれ、クーポンも貰えるGoToの方が結果的に割引率が高くなりお得になるケースが多かったからです。

その後、北海道内の市町村独自で様々な割引キャンペーンが実施されました。それらを見てみると、

①GoToと併用可であれば2,000円の割引でもすぐに売り切れる

②GoToと併用不可だと50%(最大1万円)の割引でも全然売れない

こうした現象が起きています。

例)12,000円のホテルの場合、

①12,000円→(35%引)7,800円→(2,000円引)5,800円

 さらに、地域共通クーポンが2,000円分貰えますから、実質3,800円となります。

②12,000円→(どうみん割は10,000円~14,999円は5,000円引なので)7,000円

このケースでは、現地で支払う額も1,200円①の方が安く、更に2,000円分クーポンが貰えますから①の圧勝です。もちろん「どうみん割」などの方が、現地でのお支払い額は大分お安くなるケースもありますが、クーポンも含めた割引「率」で考えると「GoTo&市町村割引併用」には必ず負けてしまいます。

そして、GoToとの併用を可能とするならば、~3,000円程度の割引で充分だと思います。併用することで十分に大きな割引も行えますし、市町村としては、同じ予算額でもじっくり長く使え、経済効果を最大限にすることが出来ると思います。

③札幌夏割を教訓とした?東京都民割

安い方が嬉しいのは当たり前ですが、税金を投じたものを利用して「儲ける」ことが出来る仕組みにするのはどうなのか?と思う部分もあります(GoToEATのトリキ錬金術が問題にもなりました)。この札幌夏割の事例を参考にしたのではないかと勝手に思っておりますが、東京都民割「もっとTokyo」は同じく5,000円割引なのですがGoToを併用する場合は9,000円以上の宿泊を対象としておりました。

9,000円 →(GoTo35%割引で)5,850円 →(都民割5,000円引で)850円

「もっとTokyo」は独自のクーポンの配布はございませんでしたが、GoToトラベル対象ですから地域共通クーポンがこの場合1,000円分もらえます。

「では850円で1,000円分のクーポンがもらえるなら150円儲かるじゃないか!」

しかし、1,000円の地域共通クーポンの為に850円かけて泊まりますか?という話です。(※トリキ錬金術だって、298円税別だからやられたわけで、798円税別ならやられなかったと思います。)

もともと宿泊されたいという方には非常に嬉しい話ですが、150円しか儲からない、それも「地域共通クーポン」ですから、流石にこれで少し儲けることを目的に宿泊を沢山するような方はあまりいなかったと思います。

札幌夏割は6,000円以上でご利用出来ることが凄い部分でもありましたが、逆に大盤振る舞いし過ぎだったとも同時に思います。

④今のままだと1円で3,000円分のクーポンGET?

GoTo併用可能となると、1円のプランも現実味を帯びます。

7,693円 →(GoTo35%割引で)5,001円 →(札幌冬割5,000円引で)1円

1円で泊まれて2,000円のスマイルクーポンがもらえて、更に1,000円分の地域共通クーポンがもらえる。。。(2,999円分の儲け)

こんなことがあって良いのでしょうか?GoToトラベルとの併用が可能なのかどうかでこのキャンペーンは大きく変わってしまいます。

GoToトラベルとの併用が可能となると、ホテル側としては安く売るのはバカということになります。

× 5,000円で販売する場合、札幌冬割の5,000円引きは適用出来ません(0円には出来ない)からGoTo35%引のみで3,250円となります。

〇 8,000円で販売する場合、GoTo35%で5,200円、更に札幌冬割5,000円引きで200円となります。

お客様の支払いも安くなり、ホテルの売上も高くなる後者の方が皆嬉しくて良いに決まっています。ではそうなると、普段3,000円~8,000円程度の比較的安価なホテルは皆「8,000円程度の料金で販売する」でしょう。

1万円以内のホテルに限れば、どこのホテルも1円~1,500円で泊まれる、という異常な事態になる可能性があります。そして2~3,000円分のクーポンがもらえて儲かる、というお客様にとってはこんなに嬉しいキャンペーンもありません。

GoToが2月以降も延長することになれば、5,000円に拘らずに2,000円~3,000円でも十分だと思うのです。または少々複雑にはなってしまいますが、段階的に割引額を変動しても良いかと思います。というのも上記では10,000円程度のホテルを例に挙げておりますが、3万円、4万円のホテルからみると、5,000円の割引というのは逆にインパクトが少ないわけでもあります。そう考えるとやはり段階的に割引額を変動させられたり、「泊マル、オタル。」割引のようにホテル側が割引額を決められる仕組みも面白いですね。

税金が使われるわけですから出来る限り沢山の人にご利用頂けて、そして最大限の経済効果を生むように、状況を見てフレキシブルに、必要あれば軌道修正していって欲しいなと思います。状況といってもGoToトラベルが2月以降も延長されるのかどうか、の一点だけですが。

しかし、どんなキャンペーンになろうとも、決まった以上は最大限お得に利用しない手はありません!こちらでキャンペーンの最新情報をお伝えしてまいります。

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